MyPiece ~私を構成するもの~

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そんなことを考えていたら後ろから刃の気配を感じた

振り向くとやはり刃がいて、その手にはショップ袋があるのでどうやら選べたようだ

「待たせたな」
そう言ってこちらに近付いてくる刃はやはりカッコ良かった



…それから適当にお店を見て回ったあとは食品売り場に行った

私は一応料理は出来る
というか得意の部類に入るかも知れない

なんせMarioで鍛えられたのだから

Marioでは全ての物事において全部1人で一通り出来るようになるまでエンドレスに訓練される

万屋にはそれが必要不可欠だそうだ


もちろんその中に【料理】というのもあって、私の成績はとても良かった

刃はいつも私が訓練で作った料理を「美味い美味い」と言って食べてくれる



私はまたその姿が見たくて頑張った




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