冷徹ドクターに甘やかされてます



「何が欲しい?」



「へ?」



「誕生日プレゼント。お前の好みなんて知らないから欲しい物やるよ」



「……」



意外すぎるその一言に、思わず言葉を失う。

(は…春田先生が、プレゼントを…?)



「い、いいの!?」



「あぁ。だからさっさと答えろ」



「でもいきなり欲しい物って言われても…えーと、うーんと…」



「はい、3秒前ー、さーん、にー、いーち…」



「ごっごはん!!」



「は?」



「ごはん!一緒に食べたい!」



急かされ言った一言に、先生は首を傾げる。


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