冷徹ドクターに甘やかされてます







「…座れ」



「うっ、ぐすっ、はい…」



そして仮眠室へと入り、俺はソファへ陸を座らせる。



「春田先生、肩大丈夫…?」



「あぁ。結構思い切り殴られたけど、平気」



「…ごめん…」



「いや、寧ろあの勢いでお前が殴られたかと思うとそっちの方がゾッとするって」



「……」



自分のせいで、と申し訳ない気持ちで押し潰されそうなのだろう。
涙で潤んだ瞳で見上げるその顔に、俺は近くの棚をガサガサとあさり湿布を取り出す



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