冷徹ドクターに甘やかされてます
(…あ、その前に売店)
一階へ降り売店で買い物をしては、それを持って春田先生の部屋へと向かう。
「春田先生ー」
コンコン、とノックするとしばらくしてドアはゆっくり開いた
ーガラ…
「…?陸か。どーした」
「おはよう!」
「おー…朝から元気だな。灯の様子はどうだ?」
「もう元気!」
「そらよかった」
眠そうにあくびをこぼす彼に、私は手にしていたブランケットを手渡す。
「これ、春田先生のでしょ?ありがとう」
「…おー」
「あと、これ」
「?」
それと一緒に渡したのは、小さな栄養ドリンクの瓶。