俺の彼女になってもいいよ?~愛の証~
「ん~?」


明日の保育園のため、美桜を寝かしつけてから港とリビングのソファーに座って話す。


「美桜も、いつかあいつとくっついちゃうのかな?」

…五歳時にあいつって(笑)

「ねぇ、港~?」


「ん~?」


えいっと私は空斗の膝の上に腰をおろした。


特等席


「なんかさ、私たちのこと思い出すね」


あの二人を見てると、小さい頃の私たちを思い出す。

「私ね、小さい頃から港が好きだったんだよ?」


「…ふーん。あっそ」


ふいっとそっぽを向く港。

あ、耳真っ赤。


照れてるな?


「くすっ」


 
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