駅で出会う君へ
(朔夜 side)

学校に着いてからゎ
まことに質問責めにされた。

「なぁ、聞いてる?
 俺がなにゆーと思たわけ?」

「別に…」

「じゃあ、なんでとめたーん?」

「なんとなく 」

「あの子のこと、どー思てんの?」

「しらねーよ」

素っ気なく答えてる俺だが
きっとあのとき
まことゎ俺が気にかけてるって
ことを言いだす。

何となくそんな気がして
気がついたら
まことの口をふさいでた。

あの子に
知られたくなかった。

なんでなんだ?

「朔夜!俺ゎいつでも
 お前の味方だから心配すんなよっ」

言い終わるとまことゎ
いつもの温かい
笑顔を俺に向けてくれた。

俺ゎまことの温かい笑顔が
好きだったりする。
だからってBLじゃねーからなっ!
なんかわからねーが
元気をもらえたり前向きな気持ちに
なれたりするからだ。

まことゎ気を使ってくれたのか
俺を1人にしてくれた。


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