駅で出会う君へ
「あっ、!」

何かを思いついたように
私を見た永瀬くん。

「どーしたの?」

「あのさー今日の昼休みに
   3階の空き教室に来て!
  話いことがあるからっ」

「ぇ、うん。わかったー。」

そんな大きな声で
言うことでもないじゃん!

それより、何の用だろう?
他の人に聞かれたくないような
話なのかなー?

ーキーンコーンカーンコーンー

あっと言う間に
お昼休みになっちゃった☆
一応さとみんに
言ってから行こうかなー。

「さとみーん!お昼さきに食べといて。
 ちょっと呼ばれてるから行ってくるー!」

「わかったぁ~!
 モテる人ゎ羨ましいなぁ~♡」

「そんなんじゃないって!」

「まーまーいいから早く行きなよぉ~!」

「はいはーい、いってきまーす☆」

告白!?…なわけないよね?
そうだよっ!!
永瀬くんが私を好きなはずが
ないもんねー?


遅くなっちゃった(汗)
永瀬くんのいる
空き教室まで走った。

空き教室に入ると
永瀬くんが椅子に座って
微笑んでいた。
少し安心したような
微笑みかたに見えた気がした。

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