レンタル彼氏
幼馴染み
ー瑠美sideー
「瑠美〜!」
「えっ?!賢斗?!」
今の状況を簡単に説明しよう。賢斗こと滝沢賢斗は私の小さい頃時からの幼馴染み。家が隣でよく遊んだ。そんな賢斗が気づいたら私の隣で私の名前を呼んでた。
「気付くのおっせーよ。何回も呼んでんのに。」
「あ、あーゴメン。ボーッとしてた。」
「大丈夫か?何かあったか?」
「大丈夫。別に何でもないよ…」
「お前そーやってうつむいてばかりいるときは必ず何か隠してる。オレには言えないことか?」