レンタル彼氏

「着いたぞ。」

「ありがと。」

「おう。んじゃオレ、行くわ!」

「うん…」

カップルだろうか…?男女の会話が聞こえた。どうやら男の方がここに女を送ってきたらしい…
女って誰だ?無性にそのことが気になりカーテンを開くとそこには…

「瑠美ちゃん…?」

瑠美ちゃんがいた…

「え…?」

驚いて、少し引くようにこっちを見ていた。オレは口を開いた。

「何もしないから安心して。それより瑠美ちゃん具合悪いの?」

「少しね…」

瑠美ちゃんはうつむきかげんでそういった。

「ベッドに横になったら?」

「うん。竜希先輩は何故ここに?」

「さぼり。てか竜希くんって呼んでよ。」

「分かった。」
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