レンタル彼氏

え。何で…?


「はぁ、はぁ…早く行かなきゃ!!早く伝えたい!!はぁ、はぁ…」

竜希くんと会いたい。そしてこのおさえきれないこの気持ちを伝えたい。大好きって言いたい…。
ガラガラッ

「竜希くん!!!!!」

私はいつもこの時間にこの場所にいる保健室にいる竜希くんの名前を大きく呼んだ。

「瑠美…?」

気を取り直して竜希くんの方を見るとそこには竜希が同じクラスの佐藤真緒さんにkissしていた。
「嘘…ごめんなさい。」

私は反射的にその場から逃げていた。
あぁそうか。竜希くんは真緒さんが好きなんだ…
ポタッ

「竜希くん…嫌だよ…うう…」

フワッ

え?この香り…

「竜希くん…?」

「んだよ。」
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