レンタル彼氏

とにかく急がなきゃ…!
私は急いで準備をした。少しだけ髪を巻いてメイクをして服は、落ち着いた感じの服を着た。

「よしっ…行こう…!」

桜公園は家から5分程度で着く所。私は早足で桜公園へと向かった。

「やばい…もう着く…」

心臓がバクバクいってる。でも行かなきゃ…

「あれ?君がまさか瑠美ちゃん…?」

「竜希くん…?」

「そうだよ。でも瑠美ちゃん…」

「え?」

竜希くんが私を目を見開いてマジマジ見てくる…何か変だったかな…

「めっちゃ可愛い!!」

「え?!」

予想外の発言が竜希くんの口から出た。

「可愛くないよ…竜希くんの方がカッコいい…」

それにしても竜希くんカッコいい…何かクラスの男子とは違って落ち着いた感じがして大人っぽい…私服もシンプルに決めてて良い。あいちゃん良い彼氏を持ったな〜…
< 6 / 65 >

この作品をシェア

pagetop