レンタル彼氏
とにかく急がなきゃ…!
私は急いで準備をした。少しだけ髪を巻いてメイクをして服は、落ち着いた感じの服を着た。
「よしっ…行こう…!」
桜公園は家から5分程度で着く所。私は早足で桜公園へと向かった。
「やばい…もう着く…」
心臓がバクバクいってる。でも行かなきゃ…
「あれ?君がまさか瑠美ちゃん…?」
「竜希くん…?」
「そうだよ。でも瑠美ちゃん…」
「え?」
竜希くんが私を目を見開いてマジマジ見てくる…何か変だったかな…
「めっちゃ可愛い!!」
「え?!」
予想外の発言が竜希くんの口から出た。
「可愛くないよ…竜希くんの方がカッコいい…」
それにしても竜希くんカッコいい…何かクラスの男子とは違って落ち着いた感じがして大人っぽい…私服もシンプルに決めてて良い。あいちゃん良い彼氏を持ったな〜…