SUMMER SCHOOL!!
「た、武下くん?」
「お前さまじ、かわいすきだから…
ほんとつらい……
けど……」
と、そこまでいって
抱きしめていた腕を解く。
「俺も好き…」
もう一度、言ってくれた。
「………っか、泣くなよ…」
って、焦ったような
武下くんの声であたしが今
泣いているという事にきづいた。
「……だ、だって…嬉しくて………」
そう。
これは嬉し涙
武下くんに好きと言ったら
俺も。と返ってくる嬉しさ。
幸せを感じた瞬間だった。