SUMMER SCHOOL!!



「じゃあ、改めて
俺と付き合ってください」



真っ直ぐで凛とした目に



「はい………っ」





あたしも答える。


あたしの答えを聞いて


嬉しそうな顔で笑う彼に


あたしもつられて笑ってしまう。




「杏樹………」



な、名前っ!!


呼んでくれた………


うれしさと照れくささが

重なり顔が赤くなる。





ちゅっ…………




完全に不意をつかれた。






目の前には

目を瞑った武下くん。





って、こと……は


あたし、武下くんと


き、キス………してるの………!!!?




と、パニックになっていると


「目ぐらい瞑れよな」


と、照れた武下くんがいう。




ちょっと、かわいいななんて……







「えへへ…武下くん大好き……!」



「う、うるせぇ………」



抱きつきながらそういうと

真っ赤にしながらそういった。





武下くん、大好きです………







***End***


< 124 / 156 >

この作品をシェア

pagetop