SUMMER SCHOOL!!



あたしの声など

何も聞こえていないようで、


どんどん、押されて

家に上がる。

というか、上げられた。




「海輝は、2階の一番奥の部屋よ
あたしは、これから用事があるから
行かなきゃいけないけど、
海輝のこと、頼むわね!それじゃ!」


今度はお話しよーね!


と、付け加え

あたしに要件だけ伝えて

足早に去っていった。



嵐のような人だな〜………


結局、誰かもわからずに。



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