不良狼の一途な溺愛【番外編】*Sweet・Christmas*
二人きりのクリスマスか…。
マジで楽しみだ。
自然に頬が緩んでいく。
早くクリスマスにならねぇかな…。
「…………。」
しばらくボンヤリと天井を見ていた俺は、ゆっくりと起き上がった。
あっ、そう言えば…柚へのクリスマスプレゼント…どうしようか…。
俺は、柚が居てくれれば…それだけで十分だけど、彼女には…何か贈りたい。
俺の誕生日の時、サプライズでプレゼントを用意してくれていた柚に…。
あの時、すげぇ嬉しかった。
もらったネックレスは、もちろん肌身離さず身につけている。
それだけ、大切なものだ。
よし。
俺も、柚にサプライズでプレゼントを準備しよう。