平凡な憂の非日常

「ただいま」

「おかえり~。

アナタ、お風呂にする?

ご飯にする?

それとも、ウチを食べちゃったりする?」

「じゃあ、ご飯で」

最近は、リナの扱いにも慣れてきて

いちいち突っ込むと調子に乗ってくるので

流すことを覚えました。

しかし、やっぱりご飯を作ってもらえるのは

けっこう嬉しかったりする。

いろいろボケたりするが

意外に掃除、洗濯、料理が出来たりするんだよな~。

決心が鈍りそうだけど、このままじゃいけない。

「あのさ、リナさん。

ご飯とか作ってもらって嬉しいんだけど

もう一週間経つよね?

そろそろ、決着をつけてもらいたいんですけど…」

「そのことなら、ウチも言おうと思っててん。

明日には、決着つくから安心してや!」

てっきり、何もしてないと思っていたのでビックリした。

嬉しい反面

淋しいと思った自分にもビックリした。

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