平凡な憂の非日常

「同棲相手に連絡して

部屋で話合いをしたんよ。

そしたらアイツ、ここ俺が家賃払ってるんだし

出てってくれない?

やってさ。

もちろんウチだって言うてやったよ。

アンタなんかおらんでも

ウチは立派に生活していけます!

もう住むとこだって見つけてますって。

そしたら

お前の物が邪魔だし早く出してくれない?

って言うてきたもんやから

今週中には出したるわって言うてきてしもて、

途方にくれたウチには

もう憂の優しさしか残されていなかった。

そして、ウチと憂は末永く幸せに暮らしましたとさ

めでたし、めでたし」

「めでたくねーし

無理やり昔話風にすんなーーー!!」

巨人の星の、親父になった気分だ・・・

< 41 / 70 >

この作品をシェア

pagetop