平凡な憂の非日常

僕の視線に気づいたのかリナは

スカートを膝下まで戻し

「いいよ、ウチ。

憂にやったら何されてもいいし

この身体をルームメイト代やと思って

毎日のように蹂躙されようが陵辱さようが

ウチ頑張る!!」

顔を赤らめながら

上着のボタンを外し始めるリナ。

「ちょっと待てって!」

ボタンを外す手を止める僕。

「そんな事はしなくていいんだよ」

「えっ!!

服は着たまんまの方が興奮するタイプなん?」

「ちがう!

身体で払うとか

そういう事をしなくてもいいって言ってるんだよ」

すると、リナは勢いよく立ち上がり

僕に顔を近づけて

「やっぱ、憂は優しいな~。

ありがとうな、ウチを受け入れてくれて」

あんまりにも、顔が近いせいか

リナ相手にドキっとしてしまった。

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