chocolate
014
手を握られて…我に返るように
初めて驚いてしまった。
私は…憧れてた中西課長とキスを
…してしまったのだ…。
「すみません…。」
今頃、いろいろなドキドキが迫って
呼吸ができないような感じ…。
そっと手を離そうとした。
離そうとしたのに…
ギュッと握られてしまったままで
ますますドキドキする。
「私が…。私の…せいですよね。
私が…、…誘ったから…っ。」
振りほどこうとする手を…
まだ離してくれなかった。
なんで手を離してくれないの…?
課長の顔も観れなくて、苦しい。
しばらくして、以前…
送ってくださったコンビニの近くの
ポストの前に車が停まった。
まだ手は離してくれないままで
私の手の体温が、
課長の手の体温と同じになって
…ドキドキも伝わってしまう…。
「…離して…ください…。」
初めて驚いてしまった。
私は…憧れてた中西課長とキスを
…してしまったのだ…。
「すみません…。」
今頃、いろいろなドキドキが迫って
呼吸ができないような感じ…。
そっと手を離そうとした。
離そうとしたのに…
ギュッと握られてしまったままで
ますますドキドキする。
「私が…。私の…せいですよね。
私が…、…誘ったから…っ。」
振りほどこうとする手を…
まだ離してくれなかった。
なんで手を離してくれないの…?
課長の顔も観れなくて、苦しい。
しばらくして、以前…
送ってくださったコンビニの近くの
ポストの前に車が停まった。
まだ手は離してくれないままで
私の手の体温が、
課長の手の体温と同じになって
…ドキドキも伝わってしまう…。
「…離して…ください…。」