Light and darkness
「本当っ?良かったぁ!ごめん!私こっちだから!また明日!」
「う、うん。また明日。」
美紅は、レイがそういうのを聞き遂げてからダッシュで駅の方に走って行った。
(ほんと、嵐みたいな子だな。忙しい。)
「さぁ、帰ろうかな。」
レイは、近くに見える繁華街に向かって歩き出した。
(ここが、繁華街。雰囲気あるわね。)
レイは、不良や酔ったサラリーマン、ホスト、キャバ嬢などがいる中を自分の家がある方に進んで行った。
(あぁ、こっちにくるのはヤバかったかな。)
そんなことを考えていた時だった。
近くの路地裏から不気味な音が聞こえてきたのは。