Light and darkness
そんな彼と数秒?数分押し問答したあと、彼は渋々手を出してくれた。
彼は、黒いパーカーを羽織っておりフードをかぶっているから顔が見えない。
でも、そのしたの顔はきっと美しいんだろう。
「私今、ハンカチしか持ってないの。だから、ハンカチで勘弁してくださいね。」
(しまった。状況が状況だからか、口調が変わってた。)
そんなこと考えながらも、ハンカチを丁寧に巻く。
すると、先程まで押し黙っていた彼が口を開いた。
「…お前は。俺を見て、ビビったり、媚びたりしないんだな。」
「……?ビビる?媚びる?It is useless one if I do not have such this year what?」
(私が何でそんなことしないとダメなの?)