おっぱぶ☆

譲二の姿をみつけ
朔夜はぺこりとお辞儀をし
あたしに向き直る。


朔夜の顔が照れくさそうに綻ぶ。


「シュウ、これ。」

小さな包みを渡してくる。

それを受け取ると
朔夜の手があたしの髪を優しく撫でた。


「仕事、頑張ってな。
・・・・・じゃっ」


髪から手が離れ、
朔夜は足早に仲間の元へ
戻っていってしまう。



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