神へのダンガン
♯10 再生
俺はここに第四の国を作る。日本をもう一度復活させて神を斬る。
今から四年前2028年人類は戦争をして領土を奪い合った。
戦争がおきる前は人々はラフィアと呼ばれる白い羽のようなものをつけていたが、戦局が厳しくなるにつれて大きな力を選ぶやつらが現れた。権力や地位、そしてお金を持つものは黒いラフィアを神から買った。
黒いラフィアを手にいれたものは通常の人間の常識を超える力を手にする。そして、ベルという開くと円錐の形になるリング、過去のタブレットがこの形になったと思ってもらうといいがこの通常は通信や記録に使うベルも、中にファイというアプリのようなものをいれると武器にもなる。
ファイを開くとそれは実体化して取り出すことができる。
黒いラフィアを持てばより強く違法なファイを入れる事ができ、
使いこなせるものであれば一国をも破壊することができる。
神は黒いラフィアに賭ける、人々をどのくらい狩れるか、人の人生さえも曲げることができる。賭けられた世界。この作られた世界を変えるために反逆者と呼ばれるものが集まり、俺たちは神を殺しに行った…
戦争は悲惨なもので地球も人口も半分になっていた。
黒いラフィアの持つ力も大きくなり軍事力は、神…ラフィアの前に屈して争った
神のもとへ行けたのは数名…だが最後の最後で仲間を裏切って俺は神を殺させなかった…
そして、今その時のカシラの娘が再び神へ挑もうとしている。
神は三つに割った世界をもう一度殺戮のゲームとして賭けを行おうとしている。
俺はそんなできあがった世界に興味はない…
なくなってしまった日本をまた作り、そして神を斬る。
今のままでは強大な力の前に及ばないが10人の仲間を集め国を作り、神の作った国さえも壊す
日本を作り再生させすべてを破壊する
これが俺の目的だハート
そう…目的は同じよ…
ハート…お前の名前は
その名前は日本を作るまでは捨てたから…
そうか…
…
俺が言った10人の居場所はわかったのか?
はい
まずは誰から狩ろう…だれでもいい、すぐに叩き潰す
神の側近は後のほうがいいかと
…ネロからは?
ただ、あいつが誰かの仲間になるとは思えませんが…
構わん目的が同じなら問題ない。
行くぞ
…
…
?!
ネロが血塗れで横たわっている…
これはこれは、鬼とこんなところで会えるなんて!!!
それはこっちのセリフだよ。神の側近のギル…ネロを狩りにきたのか。
まぁ、そんなとこだ
ハート…予定変更だ…こいつを狩る
そんなことしたら!
問題はない。こいつには神への忠誠がないからな
忠義なんてものはないさ、狩りを楽しむのが俺だからな
そうか、それなら話は早い。俺は貴様を殺る。
それは怖い怖い…
…そんな風には見えないな
あははいいねぇ…鬼を狩るか
(2人の間の空気が静みゆく)
…
…
おま…え…。。。
(静寂の中倒れる音だけが響いた )