不器用な彼の愛情表現
ご飯を食べても あの話しはない
タイミングを見ているの?



寝る時も ただキスをして目を閉じた
もしかして 言いだせないの?



私から言うの待ってる?



眠れない私は 暗い部屋で昴を見ていた




「久美?」



起きてたんだ・・
今かもしれない 



「昴? アメリカの研究チームに呼ばれてるんでしょ?」




昴の体が ピクっと動いた
私が知っていたのに驚いたんだ



「行くんでしょ?」



「わからない。」




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