不器用な彼の愛情表現
昴は決意して 次の日アメリカへ立つ事にした



それまで 何度も交わって 体に昴を刻み込んだ
忘れないように




夜の18時 昴は出て行く




最後の最後まで 触れあう私達
もう残り5分




「昴。頑張ってね。」



「あぁ。」



への字に曲げる眉
今にも泣きそうだ



最後に抱きしめたい
昴に飛びつく



泣いちゃダメ!もう少しの我慢!




抱きしめる力を強くして



「昴 大好き。    ・・さようなら。」




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