不器用な彼の愛情表現
仕事が終わり 部屋に帰る
誰も居ない事に 少し落ち込む



昨日のは夢だったんじゃないかって



都合の良い夢だったんじゃないかって・・




ぽたりと涙が出る
その場に崩れ落ちた




目の前のテーブルには
1枚の手紙と小さな箱




近寄って紙を見る
そこには・・・




”久美  
      愛してる”




それだけ書いてあった
それだけでも 嬉しくて涙を流す



手紙が濡れないように





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