不器用な彼の愛情表現
「声掛けてけよ!」




たまに声掛けても 聞いて無いじゃん
だから 声掛けなかったのに・・




汗だくの昴
どんだけ探したの?




「急に居なくなんな!」




「ごめん。」




紅茶と 昴のコーヒーを買って研究室へ
腕を掴まれたまま




走ったせいか 昴の手は熱い




「どうして 私が居なくなったの わかったの?」




「匂いで。」



え?



「匂い?」



「そんなのどうでも良い!」




いつも私が座っている隣の席に座った
自然と隣に座る




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