不器用な彼の愛情表現
「あの~ 戸田教授!」




私の声に振り返った戸田教授
初めてみる顔は すごく整っていて 眩しかった




「このプリント月曜日までに提出してください。」




1枚のプリントを彼の前に出した
受け取ったのを確認して 視線を戸田教授に もう一度上げると・・



私をじっと見ていた
私の顔何か変かな?



不思議に思いながらも”失礼します”と 一歩踏み出す




「あ! 名前。」




低くて透き通った声 顔にぴったりだ
美形な人は すべて持ち合わせてる




ズルイ



< 3 / 121 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop