不器用な彼の愛情表現
「今 少し話せますか?」



昴を見たけど 仕事中だし良いよね
頷いて 廊下に出た




「事務室に行ったら ここじゃないかって聞いたんです。」




そっか  匡さんは知らないんだ
2か月ぶりに会うから




笑って誤魔化した
でも 深くは聞いて来ない




「日曜日 予定ありますか?無かったら 食事でもしませんか?」




日曜日 何も無い
食事ぐらい良いよね?



別にデートするわけでもないし



「いいで「その日は 無理です。」




言い終わる前に 誰かに煽られた
誰かって 言わなくてもわかってる







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