不器用な彼の愛情表現
昴を見ると 睨みつけてる




「戸田教授ですよね?」




匡さんが大人の対応する
誰だと言う顔の昴




にこりと笑って ”今回は諦めます。”と言って歩いて行った匡さん




その姿を 見えなくなるまで見ていた
昴と一緒に




「だれ?」



「理事長の息子の 匡さん。」




じっと私を見つめる目
何かを訴える



でも 私には伝わらない
頭を傾ける




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