不器用な彼の愛情表現
伝わらないので 怒ったのか
急に研究室に戻った




言葉に出してよ
いつも 目で訴えて来る



伝わらないよ




遅れて私も中へ入る



もう研究してると思いきや 椅子の前で立っていた
もしかして 私を待ってた?




私に近づき 腰を曲げた
一気に顔が近づく



一瞬で唇を奪われた



2回目のキスは 濃厚だった




「日曜日の11時 ここで待ってる。」




それだけ言って 奥へ歩いて行った




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