不器用な彼の愛情表現
「急いで 準備して!」



私が焦ってるのに 動かない昴
何で?



「私の事は 気にしなくて良いから 早く!」



私の顔をじっと見る
何?



そんな時間はない



「私 タクシー呼んでくる!」




部屋から出ようとしたら 腕を掴まれた




「タクシーは良い。車がある。アイツと会うなよ。」




低く冷たい声
アイツって 匡さんだよね?



そっか・・聞いてたんだよね




いつも 私の事 興味無いくせに・・




< 41 / 121 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop