不器用な彼の愛情表現
何時間経っただろう
ベンチに座って 空を見上げる



久しぶりに 空見たかも・・
のんびり流れる時間



私以外 誰も居ない



静か過ぎる




肩をがしっと掴まれ



「・・見つけた。」




振り返ると 昴
髪を乱して 息を整える




「俺が見てないと すぐにどっか行く・・」




「ごめん。お腹すいて。」




乱れた髪を掻き上げる
汗がキラリと光る



昴は何しても 映えるな~




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