不器用な彼の愛情表現
「久美は香水付けない。」




「へ~ そんなに私の事好きなんだ~。私もよ 昴。」




何言ってんだ?
振り返ると ニヤリと笑う女




何か嫌な予感がする
気のせいであって欲しい




「早く帰れ。」




「はいはい。」




静まり返った部屋
匂いだけを置いて




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