§ スウィート・クリスマス§
もぉっ! やだもー
落ちないじゃないの!コレ…
バスルームで、拓くんに付けられたキスマークをボディーソープで泡立てたタオルで擦る
「んもーっ…」
ゴシゴシ、ゴシゴシ
こんなんで落ちるワケないとは思うけど、やってみる
「咲和? 咲~和?」
ドアの向こうから、直の声
「は、はーい、」
わかってる、一緒に入ろう、ってことよね
拓くんに、キスマークを付けられてからしばらく経つけど、なかなか消えないから
一緒に入ることを断り続けてるから、直も、痺れ切らすハズ…
ど、どーしよ…
「ちょっと、待ってー」
とりあえず、ボディーソープを大量に泡立て身体全体に付ける
そして、サンプルでもらっていたバブルバスにするため液体をバスタブい入れて、
蛇口をひねりお湯を入れると瞬く間に泡立った
よ、良かったとりあえずは、バスタブはオッケーだわ
と、同時にドアが開き直が、入ってきた