禁断愛《超短編》


小さい頃から、わたしはお父さんにベッタリで、自他共に認めるお父さんっ子だった。


…ううん。


ほんとは。


わたしだけが気付いてた。


お父さんに対するキモチ。


お友達がお父さんを好きだという、それとは少し違うキモチ。


お父さんを、一人の男として好きなこのキモチ…。


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