君が彼氏に変わるなら


   ガラッ
 
あたしは、だるくて重い体を起こして

 カーテンをあけると、

 保健の先生がちょうど入ってきた。



  「あらっ、起きたのね?

 あなた、熱で倒れて大変だったのよ

  さっきまで男の子がずっと付き添ってたんだけど、


  すっごく心配してたわよ」


  え?

  亮、ずっとそばにいてくれたの?


  「そうだったんですか…、

  ありがとうございましたっ」

  ガラッ


  さっき会ったばっかなのに

  今すぐにでも亮に会いたくなった。

  
  


   



 
 
  
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