ド天然!?魔女っ子の秘密
『ま、魔法だと!?

やはりお前は私の仲間を傷つける気だな!?』


ワイバーンは興奮状態の一歩手前まで来ていた。


あたしは静かにワイバーンの目をまっすぐ見つめる。


『誰一人傷つける気はないわ。

…あたしが使うのは、ホーリー・ライトよ』



『…ホーリー・ライト、だと?

それが我が仲間を傷つける魔法か!?』


これ以上怒らせると、ワイバーンが興奮状態に陥ってしまう…


ちゃんと、説明しないとダメだね。



『いいえ、違うわ。

この魔法は、闇系統の魔法を帳消しにする魔法。


その魔法は、先ほど貴方にも使った』



それだけじゃなく、治癒の魔法もかけたんだけどね。
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