ド天然!?魔女っ子の秘密
魔法陣をアスファルトの上に白いチョークで書く。


本当に魔法陣書くのは久しぶりだな…


もっと魔力が強ければ、魔法陣を使わなくても同程度の魔法が使えるんだけどね。


書き終わり、あたしは深呼吸した。


うん、久々書いたにしては、なかなかの出来栄えじゃない?


続いて呪文を唱える。


魔法陣を書くタイプと呪文を言うタイプで少し違うんだよね。



「"天界の聖なる光よ、我に力を貸せ。

悪を光に変える力を。


ホーリー・ライト"!」



その瞬間、魔法陣が光りだし、風も吹き荒れた。


かと思うと、温かい光があたり一面を包み込む。


しかし、あまりに強い風が吹くので、耐えきれず、あたしは腕で目を覆った。
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