ド天然!?魔女っ子の秘密
「由良の荷物だったわよ」


「ありがとう!重かったでしょう?」


さっき、ドスンって音がしたし…


「大丈夫よ。軽かったから」

「俺が持った荷物は重かったけどな…」


男子が美玲の隣に立って言った。


「ごめんなさい!でも助かりました。ありがとうございます」


そういうと、男子はパッと顔が赤くなった。



「大丈夫ですか?顔赤いですよ?」


そういえば、さっき柏木君も顔赤くしてたよね?


「風邪が流行っているんですね。お大事に」


そういうと



「「「………」」」


全員黙り込んだ。


「…天然なんだな」

男子が言う。

「…そうよ」

美玲は答え、柏木君は頷いた。


「???」


あたしははてなマークが頭に浮かんだ。
< 74 / 535 >

この作品をシェア

pagetop