ド天然!?魔女っ子の秘密
リビングに戻ったところで、美玲が言った。

「さて、自己紹介しましょうか」

「そうだな」

男子がそう言い、柏木君も頷く。


「あたしからね。改めて自己紹介するわ。

No.4の海音寺美玲よ。家は魔法薬屋…って言ったわね。

よろしくね、由良」


美玲の微笑みに、あたしも応えるように微笑んだ。


「よろしくね」



「じゃあ、次俺な」


美玲の隣に座っている男子が咳払いをした。



サラサラした茶色い髪の毛に、整ったお顔立ち。

性格がとても明るそう。



「NO.3の古城雅人だ。家は…」


ん?古城?

どこかで聞いたことがあるような…ってまさか!


「まさか星使い一族の古城家のお方ですか!?」



あたしは立ち上がって叫ぶ。
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