christmas
「あ、私からもあるの。…これ。」
と、お昼休みに買った、
佑輔へのプレゼントを渡した。

ごめんね。
佑輔みたく凝ってないけど…と
心の中で思いながら渡した。

「なんか、高級だね。いいの?」
「お仕事も、がんばってね。」

また、どちらかともなく
…またキスをした。
大好きだよってキス。
ゆびも絡ませながら…。

このままずっと一緒に居たい。

小さなお店の小さな駐車場で
色気も何もないけれど…
とても幸せな空間だった。

これからもずっと、このまま
何事もない日常が重なって
幸せになってくんだろうなぁって
なんとなく、思った。

ずっと、ずっと…。

「大好きだよ。佑輔。」
「うん…。」
佑輔が照れていた。

恋って温かいんだね。
クリスマスも、あたたかい…。
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