そんなに上手くいくわけないでしょう?[6月まで更新ストップします。]
ードンッ!
嫌がる安藤を壁に押し付けて、
「んっ!…や、ンッ…やめっ、」
「桂木ッ!!」
無理やり唇を重ね合わせていると、あいつに突き飛ばされた。
「沙耶ちゃん、大丈夫っ?!」
「…っく、」
崩れ落ちた安藤に駆け寄る、あいつ。
全てオレが招いたことなのに、そんなことにすら苛立ちを覚える。
「…ごめん」
安藤にどんな顔をすればいいか分からなくて、そのまま図書室を出た。