ネージュ【短】
「み、光輝くんっ…!!」
ここが駅前だと気付き、急に恥ずかしくなり背中を叩いた。
「なに」
「なにって…、ここ駅前!!」
光輝くんは、周りとか気にしないのかな…。
「だから、なに?こんなこと、みんなしてるでしょ」
「えっ」
光輝くんに言われ、周りを見れば確かに抱き合ってるカップルがたくさんいて。
キ…、キスまでしちゃってる…。
「少しは、あったまった?」
「ふぇっ!?」
ゆっくり体が離れ、光輝くんが腰を折ってわたしの顔を覗き込んできた。
「ん、なに見てたの?」
光輝くんが、振り返ろうとするのを。
「み、みみ光輝くんっ!!」
腕を掴んで、止めた。
だけど、光輝くんはもう振り返っていて。
ここが駅前だと気付き、急に恥ずかしくなり背中を叩いた。
「なに」
「なにって…、ここ駅前!!」
光輝くんは、周りとか気にしないのかな…。
「だから、なに?こんなこと、みんなしてるでしょ」
「えっ」
光輝くんに言われ、周りを見れば確かに抱き合ってるカップルがたくさんいて。
キ…、キスまでしちゃってる…。
「少しは、あったまった?」
「ふぇっ!?」
ゆっくり体が離れ、光輝くんが腰を折ってわたしの顔を覗き込んできた。
「ん、なに見てたの?」
光輝くんが、振り返ろうとするのを。
「み、みみ光輝くんっ!!」
腕を掴んで、止めた。
だけど、光輝くんはもう振り返っていて。