ネージュ【短】
「だって、楽しみにしてたんだもん…」
「今日を?」
光輝くんの言葉に、また小さく頷いた。
「あー、もう可愛いなぁ!!」
「…ひゃぁ!!」
光輝くんは思い切り、わたしを抱きしめた。
「よし。じゃぁ、そろそろ行こうか?」
「う、うん」
光輝くんは離れると、わたしの手を握って歩き出した。
「夢叶ちゃん、どうかした?」
歩き出したわたしたちなんだけど、光輝くんは少し立ち止まってわたしを見た。
「え?ううん、どうもしないよ?」
なんて、平然としたフリをしてみたけどホントは嘘。
ちょっとた変化も光輝くんは気付いちゃうんだ。
「ウソ、でしょ?なに、ちゃんと言って?」
そうは言ってくれても、言えなくてチラリと繋いだ手を見てから光輝くんを見上げた。
「ん、なに?」
きっと言ったら、光輝くんは優しいからしてくれる。
でも、万が一嫌な顔をされたら立ち直れない。
「今日を?」
光輝くんの言葉に、また小さく頷いた。
「あー、もう可愛いなぁ!!」
「…ひゃぁ!!」
光輝くんは思い切り、わたしを抱きしめた。
「よし。じゃぁ、そろそろ行こうか?」
「う、うん」
光輝くんは離れると、わたしの手を握って歩き出した。
「夢叶ちゃん、どうかした?」
歩き出したわたしたちなんだけど、光輝くんは少し立ち止まってわたしを見た。
「え?ううん、どうもしないよ?」
なんて、平然としたフリをしてみたけどホントは嘘。
ちょっとた変化も光輝くんは気付いちゃうんだ。
「ウソ、でしょ?なに、ちゃんと言って?」
そうは言ってくれても、言えなくてチラリと繋いだ手を見てから光輝くんを見上げた。
「ん、なに?」
きっと言ったら、光輝くんは優しいからしてくれる。
でも、万が一嫌な顔をされたら立ち直れない。