ネージュ【短】
「夢叶ちゃん、ちゃんと言わないとボクだって怒るよ?」
「あ、あのね…」
怒らせたくないっ。
だって今日は特別な日なのにっ。
喧嘩して置いてかれたほうが、立ち直れないもんっ。
「うん、なに?」
「手…」
「手?」
光輝くんは繋いでた手をグイッと、わたしたちの前に上げ「これ?」と聞いた。
「う、うん…。あの、コイビト、繋ぎ…、したいの」
言ったあとに、ギュッと目を閉じた。
何か言われるかと思ったんだけど、それはなくて代わりに大きな手がわたしの頭にのせられた。
「み、つきくん…?」
恐る恐る光輝くんを見上げれば、ただ微笑んでいて。
「本当にキミは可愛いね。そういうとこが大好きだよ」
そう言うと光輝くんは、わたしの目の前で繋いでた手を離し恋人繋ぎをしてくれた。
「ほら、早くレストラン行くよ?」
「うんっ」
光輝くんの横顔をチラチラ見ながら予約してた、レストランへ向かった。
「あ、あのね…」
怒らせたくないっ。
だって今日は特別な日なのにっ。
喧嘩して置いてかれたほうが、立ち直れないもんっ。
「うん、なに?」
「手…」
「手?」
光輝くんは繋いでた手をグイッと、わたしたちの前に上げ「これ?」と聞いた。
「う、うん…。あの、コイビト、繋ぎ…、したいの」
言ったあとに、ギュッと目を閉じた。
何か言われるかと思ったんだけど、それはなくて代わりに大きな手がわたしの頭にのせられた。
「み、つきくん…?」
恐る恐る光輝くんを見上げれば、ただ微笑んでいて。
「本当にキミは可愛いね。そういうとこが大好きだよ」
そう言うと光輝くんは、わたしの目の前で繋いでた手を離し恋人繋ぎをしてくれた。
「ほら、早くレストラン行くよ?」
「うんっ」
光輝くんの横顔をチラチラ見ながら予約してた、レストランへ向かった。