Blue sky days
ここ…何処だろ…
保健室…でもないし…
隣に…だれか座ってる。
俺は…横になってるのかな。
<ガバッ>
「というか…まず…ここ何処だよ!?」
「うわぁっ!!」<ゴンッ!!>
思いっきり飛び上がった感じだ。
そのせいで先輩が後ろに倒れた。
倒れたのは野口さん。
いつもそばにいるな…この人。
まぁ、安心感があるんだけどもね。
「…紫桜、起きたの?」
足を折ってベッドに腕を置いた先輩は
優しく語りかけてきた。
「たった今起きたところです。
それに、ここどこですか?」
早く聞きたい。という部分だ。
それに、ここがどこかわからないうちは落ち着けもしない。
「ん~?言っていいのかな…」
何やらためらってるのか焦らしてるのか
この人に聞いたのが間違いだったかな…
そんなことを思った時、
部屋のドアが開いた。
「教えてやれよ野口」
「なんかすごい音したんだけど」
さっき先輩が倒れた時の音で集まってきたらしい。
「教えていいの?」「いいんじゃね?」
という会話をしている先輩たち。
そう行動したらいいのかわからずに、
動けずにいた。
「まぁ、つまりは、俺の家だよ。
それと、SSSの本部ってとこかな」
…ということは、俺が寝ていたのは…
俺の脳裏を横切ったのは…
「それ、俺のベッドね」
やはりかああああああああああああああああああああ
俺はベッドを飛び出した。