Blue sky days
50分かけてやっと飲み干した先輩たちは、
今、頭を抱えて転がっている。
相当甘かったんだろうな…
ま、合計で50gぐらい砂糖使ったから、
当然といえば当然だけれども。
さて、次の悪戯に移りたいと思いますが、
次は何にしよう。
「…紫桜、まだなんかするつもりか」
「さすが、察しがいいですね、野口さん。何がいいですか?」
ニコニコしながら聞いてみよう。
何がって言われて答えれるはずもないけど。
「襲ってきたりしてくれると俺的にはうれしい」
「殺すよ?」
聞くんじゃなかった…
自分で考えよう。
そういえば、俺っていつまでここにいていいのか?
そろそろ5時だし…帰んなくていいのかな。
「あの、帰るのって…」
「ん?あぁ、ここに住んで」
…ん?なんか意味不明なんだけど。
どうしよう。
「ここに5人で住むってことだ」
「え…えっ!?」
驚くとかそういうのよりもまず、
なんでこうなったのか説明してくれないと、
頭の中の整理がつかない。
「野口の親が、なんか外国行くとか言って野口、今一人暮らし状態なんだよ。
だから、一緒に住めば、いろいろと手間がはぶけるだろ?」