天使のラプソティ~声になる~
第4章
は遠藤とメールすることが多くなった。
遠藤のメールは本当に楽しそうで、読んでると何だか楽しくなる。
廊下ですれ違ったときは、声をかけ合うようになった。
「よっ」
「やっほー」
遠藤は楽しそうにピースをした。
俺もピースで返す。
そうすると遠藤は、
すごく嬉しそうに笑ってくれるんだ。
前の俺と未央のように、俺と遠藤は少しずつ仲良くなっていった。
未央から返されたノートはまだ引き出しに眠ってる。
あれを見ると未央を思い出してしまいそうだったから、俺は引き出しに鍵をかけた。
ノートと一緒にしまった俺の気持ち。
時々、眠ろうとするときに未央の顔が浮かんでくる。
楽しそうな笑顔と
悲しそうな泣き顔。
その両方が俺の頭の中をぐるぐると回る。
俺は遠藤とのメールを見返して、必死にかき消そうとした。
きっといつか、未央をすっきり忘れられる日が来る。
この目まぐるしい日々にかき消されて、いつか。
俺は忘れたかった。
未央への想いと
消えない罪悪感を。
遠藤のメールは本当に楽しそうで、読んでると何だか楽しくなる。
廊下ですれ違ったときは、声をかけ合うようになった。
「よっ」
「やっほー」
遠藤は楽しそうにピースをした。
俺もピースで返す。
そうすると遠藤は、
すごく嬉しそうに笑ってくれるんだ。
前の俺と未央のように、俺と遠藤は少しずつ仲良くなっていった。
未央から返されたノートはまだ引き出しに眠ってる。
あれを見ると未央を思い出してしまいそうだったから、俺は引き出しに鍵をかけた。
ノートと一緒にしまった俺の気持ち。
時々、眠ろうとするときに未央の顔が浮かんでくる。
楽しそうな笑顔と
悲しそうな泣き顔。
その両方が俺の頭の中をぐるぐると回る。
俺は遠藤とのメールを見返して、必死にかき消そうとした。
きっといつか、未央をすっきり忘れられる日が来る。
この目まぐるしい日々にかき消されて、いつか。
俺は忘れたかった。
未央への想いと
消えない罪悪感を。