【X'mas】可愛い君へ。



「あ、あぁ。フィオ。それはお前にだ。」




…へ?



突然耳に届いた貴方の声に、顔をあげようとしたけれど…。



フワッ



感じ慣れた愛しいその体温が、私の身体を目の前の紙袋と一緒に抱き上げた。



?!



突然の出来事に固まる私。

そんな私を膝に乗せ、貴方は目の前でガサガサとソレを開け始める。


…そして。



「じゃじゃ〜〜んっ!」

「…にゃ?」


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